奥深い白い糸
長い間、壁を築いて孤独だったため、本当の心を見失っていた。
仕方のないことだったけども、その細くて白い糸をつむぐと吐き気を催すような、氷のような孤独。
でもまあ長い闇から逃れられて良かった
深刻
あの頃は恐ろしく深刻だったと思う。
でも軽薄よりはずいぶん良かった。
俺は結局いったいなんだったのか
と、夜に思う。
少し考えて得た思いはMの元に戻ることだった。
あれは幸せだった。
でもその機会は永遠に失われている。
思えば、反射神経で生きていた。
半分投げていたので、どうでもいいことだった。
欲望に走り、顧みなかった。
でも何かそろそろ指針のようなものが必要なのかもしれない。
懐かしい笑顔
夢にKが出て来て微笑む
昔の懐かしい笑顔
でもそれは都合良すぎるだろう
ただ幸せを祈るのみ
暗雲
朝起きたとき、昔の自分じゃないのが辛い。
暗雲去るか
位置
認めることはみすぼらしくなるということ。
でも低位置の方が多分、頑張れる