人の基本的な生命活動は脳幹で行われ、思考は大脳皮質で行われるらしい。 とすると、心は脳幹系で思考は大脳なのかなと思う。だとしたら頭で考える事と心で思うことに差異が生じるのもそう不思議ではない。 心と頭で考えて両方とも可決となるのがいいんだろ…

昼ごはんを１人で食べるようになったのは、転職してからだった。 違和感。まわりとの違和感を感じ始めていた。 親密な雰囲気の中、１人で昼ごはんを食べるのが辛かったので昼ごはんを食べるのはやめた。 さらに転職した。 やはり１人で昼ごはんだった。当時…

ジムでもくもくと走りながらiPodを聞いていた。 古い遊園地の観覧車から見慣れた街見下ろし ほら今日までの僕らに小さくエールでも贈ろうか 目を瞑っても消えない光君の心に見つけた すぅーっと優しく弧を描いて頬をなでてく箒星 頭の中でふと映画のエンディ…

のしのしとのしかかってくる苦しさに耐えながら、何か納得いかないものも抱えていた。 誰かのせいにしてるのでは、と。 辛くても人のせいにしない。それが私の理。 そこに到るまでの自分の行動。恥じるところがなければ、ある意味、苦しくないはずである。 …

あれやこれやでバラバラになったので、整理中。よく考えたら失礼な話であったかもしれない。各種ダメージごとに整理して、理解、心理的な決着をつけておかないと前に進めないだろう。様々な事があった。せめてそういうのの整理がついてから臨めばよかったか…

最近の喘息の薬の進化のおかげで酒が飲めるようになった。酔っ払えるのは気持ちいい。何か許しのようでもあり、死のようでもある。心を執拗に掘削している苦痛も一時的に感じなくてすむので、これに溺れる人の気持ちもわかる。でも私は苦痛もそんなに嫌いな…

わりと今まで自分の考えを押し通してきたというか、世間には従ったふりをするか無視するかしてきた部分も多いので、もうちょっと折り合ってみてもいいかなと思った。当てる、そして織り込む。嫌だったり面倒くさくはあったけど、やはりそういうところなんだ…

「明日世界が滅びるとしても、今日あなたはりんごの木を植える」 開高健はエラい。明日世界が滅びるなら俺は昼寝する。絶望とは誠に厄介だ。 自分のDQNっぷりは見るたびに嫌になる。しかも少しも進化してないように見えるのが。 それでもりんごの木を植える…

動かざること山の如し。こうして夜の底で精神集中し、わずかな生命反応を探っていると、降霊でもしてるような気持ちになってくる(笑) でも耳をすまして聞かないと、自分の声が聞こえない。 川のほとりで彼は瞳孔が開いて固まっている。 無理もない。慰めの言…

死というのは不可逆的なもので、今の心の状態はほぼ死に近いと言えよう。 本当に死んだら意識がないので助かるが、生きたまま死ぬというのはなかなか辛いものだ。 生きようとするけど思い出すたびに死ぬ。心臓マッサージしてもピーと応答がない。 何かを思っ…

今日は折らん、今日は折らんとて、迫りける。 起きしなに走馬灯のように長い記憶が蘇る。その意味のなさに思わず吐き気を覚えるほど。 よくこんなんでグレないものだと呆れる。 2005年には少し意味があった。 2006年はキツかったけど楽しい事もあった。 それ…

朝起きたら呆とした趣。春が優しく体に染み込んでいる。自分の中に何もない感じ。何かあるのだろうか、と探してみるも気配なし。喜びも辛さもない。半月の海のように波もなく凪いでいる。 ふと、近しい思い出に浸ってみる。 それを思うと暖かくて幸せな気持…

ちょっとくらい好かれたからといって、何でもかんでも期待していいものでもない。 ほんのちょっとだけ。 その片鱗が見えたけど。

駄目といったとたん駄目になることもある。 駄目を言い訳にしない。 駄目だと思っても力をつくす。 自分を安くしない。 せいぜいそれくらいしか生かす事ができない。

別れがあると思えば出会いがあり、出会いがあるかと思えば別れあり。 総じて総数は増えてるものの、失ってから気づく事も多々あり。 Ｈは天真爛漫な笑顔と、なんかとぼけた話、それでも心を和ませるような空気で血しぶく地獄のどん底にいる私をずいぶんと励…

台風の後の海岸みたいになってとっちらかっていた心がだんだん元に戻ってくる。夜毎にうなされる回数も少なくなる。時間というのは強い。ピークを耐えれば後はそのピークを越える瞬間はなく、徐々に減衰して行く。 ゼロになる、というわけではないけど。 そ…

ようやく自分の観念が収束してコンパクトに。破壊してあっちこっちに散らばってたので集中するのにも一苦労だったけど、動くようになってきた。本来の自分に戻りつつある。タガがはまるという感じ。いやー、辛かったね。 でも同じ水というか、水が合うという…