今頃大掃除をしてみる
雨のはずが空は快晴。実は昨日掃除をしようとしてたんだけど、麻雀のお誘いがあり棚上げになっていた。よって、ちゃっちゃと仕事を終わらせて昼には掃除準備完了。窓を開けたらカラリと晴れていた。行楽日和。釣りに行きたいな…と気持ちが動いたが、今から行ってもすぐ夜になるし、部屋を汚いままにして遊びまわるのは気が引ける。天気が良い事、これは即ち布団が干せることということで、パンパンと叩いて日なたのパワーを浴びせつつ、いろんなところを整理整頓。この時点ではまだまだ掃除機を使えない。物をどかす・捨てるという作業がたんまりとある。千里の道も一歩からと、もくもくとお掃除。
そして一段落ついたところで、今度は風呂&便所掃除。キツイ。もっとも私は洗剤フェチなので、トイレマイペットもバスマジックリンもマイペットもママレモンもカビキラーも持っている。まずは長靴を履き、風呂とトイレ全体にマジックリンを照射してまっ黄っきにし、待つことしばし、熱湯のシャワーを浴びせる。密室なのでもうサウナ。裸にならなかったことを後悔した。フリースをびしょびしょにしつつ第一段階終了。ここで全裸体勢に。
次に、便器を徹底的に磨く。気分は死刑囚である。刑務所ならきっと毎日便所掃除に違いないと自分を慰めつつマイペットでこする。そして汚れのあるあらゆるところをタワシでこすって、一気にシャワーで流して終了。ホッとして浴室を出ると、全開の部屋の窓の向こうにお向かいさんの住人・お姉さんの影。目が合った。安易に裸になったことを後悔した。さっと隠れたけど見られただろうな。ただで見んなよなっ！(爆)
その後気の遠くなるくらい雑巾を絞り部屋のあらゆる埃を拭いて、白夜行の再放送を見ながら洗濯と衣類の整理。ゴミ箱を洗ってほぼ終了。グリルも泡洗剤でピカピカになり、食器ケースはアルコール消毒して安心。100円ショップで買い占めてきたトイレタリーを飾り付けると見違えるようになった。ここはほんとにオレの部屋のトイレか？ 思わず「お邪魔します」と言っちゃったぞ。
そんなこんなで気持ちよく日曜日が終了。清潔な部屋に清潔な魂宿る、てなもんである。
実は昨日、なんか寝苦しい時に、半夢の中で昔の知り合いが出てきて、手を差し伸べてくれた。その人は崇高で思いやりが合って、高潔な人だった。懐かしかった。そういえば俺もあの人には及ばずとも、近くくらいにはいたこともあったよなぁ、と思った。だいぶ堕落してしまった感がある。その場所に帰りたいと思った。やり直すことはいつでもできる。
そんなわけで掃除してみた。出来ることは依然小さなことである。でも小さな事で物事は少し動く。どうせ何やっても…と思ったところで物事はほんとに死ぬ事が多い。
