選択権

思うに、足りないものを希求しすぎると目が曇るものらしい。
足りない愛情。
そして与えられる愛情。
実はくだらない人々だったのかもしれない。
いや、本当はわかっていたのか。
それに気づきたくなかったのか。
それでも幸せだったから。
でも今、選択権は私に戻った。