分離

何かを期待してしまう、それもいつまでも、というところに問題があったのかもしれない。
長引く依存。
でもそれは終了している。完全に。
それを認めるのが嫌だっただけだ。
分離。
それさえ認められれば思い出だけが残るかもしれない。
それに泣いたりするのは構わない。
自分の範疇で。
つらくてもそうした方がいいだろう。
虚構の暖かさを失うかわりに自由を得るだろう。