手放しで喜べない

何かその裏にあるんではないかと疑ってしまう。警戒過剰だ。
長期間練ったマイナスの思念が慣性でとどまっているのかもしれない。
回路は軽くなりつつあるが。
感情に引きづられた時の醜さを思う。自己嫌悪に陥らせるのに十分なほどの。
みんなそうだとしてもやはり慰めにはなりにくい。
多分、自分には溜めてしまうような陥穽がある。こだわってしまっている。
存在の耐えられない重さ。


それでも救いもあった。
世の中にいくつか正しい指標がある限り、滅ぼされることはないだろう。
カラっとドライに、そしてかさにかかって勝ちに行けるくらいになりたいものだ。
ちょっと戦えるようになってきたかもしれない。