侵攻の度合い / 幸せな半年間

みじんも侵攻させないというのではなく、最背ラインで残ればいいということ。
恐れたのは侵入より喪失。
最後の線で残れれば大きい。

−−−−−

10代の時はどうしても忘れることは出来なかったけど、なぜ今は断ち
切れるのだろうか。もちろん完全には無理で時々思い出は顔を出すけど
実生活には影響のないレベルに落ち着いてきている。
多分、かつては余録だった自分のことが今では多少なりとも面白くなっ
てきているのだろう。すなわち、彼女100%ということではないのだ。
だから耐え得るのかも知れない。わずかに確保してたエリア。
そして思い出に変わるといういつかの女のセリフ。
幸せな半年間はあった。何物にも代え難い。
くそったれの人生の中で少し輝く。