海の底

村上春樹の新刊読んでたら、久しぶりに、青い海の底に沈んだ古代都市の壁に書かれた古代文字のように、自分の片鱗を見た。恐るべき癒し効果というかなんというか。丹念に、柔らかい筆で砂埃を払うように、本質を浮かび上がらせる。
消えたのかと心配したけど、海の底にあったんだなぁ。サルベージしなきゃ。