依存していた

ちょっとばかりいいことがあったからといって依存していた。
誰かが褒めてくれるんじゃないかとか、
誰かが優しくしてくれるんじゃないかとか。
そんなことは私の人生にはない。
風はいつも冷たい。
そんな中で立つことこそ、良い。
目が覚めた。
えげつない世界に生きているのだった。