時代はどうやら携帯メールを要請している

私は携帯メールが嫌いである。なぜなら、チマチマして文字が打ちにくいし、電車とかでメールを打ってる姿はなんだか格好悪いからだ。去年、ヨーロッパに行ったらあっちでも外人が(っていうかその国では私が外人だけど)、やはりチマチマと打っていて、同じように格好悪かった。それを見て思った。俺は携帯メールはけしてすまい、と。
しかし。最近知り合う女の子はみんな携帯メールしている。機械にはうとそうな新体操部の智子ちゃんさえ、「私?J-PHONEですよ。ムービー写メールです」と言う始末。自分以外のまわりみんながこう携帯メールをプチプチプチプチやっているとなれば私も日本人ゆえ気になってしまうのである(笑)
例えば、20歳くらいの若い女の子と知り合って付き合うことになったとしよう。「高橋さん、待ち合わせは携帯メールでやりとりでいいですよね?」とか言われた時、携帯メールに慣れていないと困るではないか。もはや電話より携帯メールが使われているような按配で、キャバクラに行っても今や名刺の裏にはしっかりとメルアドがついている。その昔は電子メールなんて言ったらオタクの烙印を押されたもんだが今はどうだ? 猫も杓子も携帯メールではないか。この卑怯者がぁぁっ!
そんなわけで、図らずも私は携帯メールに習熟しなければいけないハメになった。今でも時々「私はパソコンやりたくないんです」とか言う人がいるけど、それって傍目から見るとちょっとショボいんだよね。やはり最先端の技術を使いこなしてこそカッコいい!というわけで、食わず嫌いを克服するためにいよいよ携帯メール界に進出したのである。具体的には智子ちゃんが「でも携帯メールそんなに来ないんでちょっと淋しいんですよね」と言うので男としては「メルアド教えてよ。俺もどんなものかやってみたいしね」と応えるしかないではないか(笑)
まあしかし、メールやってみると、チマチマするのはもちろんのこと、字数が少ないのが気になる。192文字だっけ?なんか長文体質の私にとっては短歌や俳句の世界。そんな少ない字数で何かを伝えるのは難しいというか。うーぬ。192文字以上打とうとすると「ロングメールに変更しますか?」というメッセージが出てYESを押しても「ピー」とか言うだけでロングメールにならないし。スカイメールの仕様だろうか?なんてったって携帯の説明書とか読んだこと無いしな・・。あと、短いので何回もやり取りしないといけない。めんどくさっ(-_-;)
でも智子ちゃんと仲良くなるためにも俺はやるのだ。食うために食わず嫌いを克服するぞ!(オイ) というわけで最初は純情っぽく、仲はパッパと進行し、夏ごろにはイイコトしたいなと・・。スケジューリングすると
4月 友達としていい仲に
5月 彼女がちょっと異性として気にし始める(時々頬を染める)
6月 初めてのデート(ディズニーシー)
7月 初めてのキス(レモン味)
8月 初めての朝(初めてなの・・優しくして)
9月 少しずつため息覚えて・・
ってそれは違うか(笑)
まあ、とりあえず、二人で海に行った帰り、彼女は「もっと一緒にいたい」とかなんとか言って「じゃあ二人になれるところへ」と夢宮殿へ。そう始まりは携帯メールだったよね・・・。
なんちゃって、長い妄想大変失礼しました(笑)
ま、そんなわけで携帯メール強化月間です。もし高橋の練習相手になってあげようという優しくて暖かい方がおられましたら(もちろん女性限定です)ひそかに携帯メルアド教えてちょ。返事確実です!

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