建て直し

長い間生きていると、挫折の体験も多くなって、その個々のダメージは初期の頃ほどは大きくなくなるし、それを乗り越える技も確立されてくる。誰かが「不幸の度合いは高くとも、個人の感じられる痛みには限度がある」と言っていたけど、まさしくその通りで、ある段階を越えてしまうとオッペケペーというか笑えてしまったりする。
そこで、過去の建て直し策ノートをチェックしてみると、自分の場合、効き目があるのは「ひとつ屋根の下一気見」とか「めぞん一刻一気読み」とかであった。そんなわけで今回はめぞん一刻を一気読みしてみると、速やかに回復。多分、愛情エネルギーが消えると落ち込むので、何かそういうものがちゃんとあるんだみたいな確認ができるとまたやることができる。自分の基調パターンに沿って動くのは大事だ。
それにしてもまた新たな課題みたいなものができた。あんまり遠慮しすぎてもいけないなぁと思う。人々がほぼ完璧だと思っていた私にはちょっと哀しいことだけど。まあ自分はやることをやるだけのことだ。本当の絆というのはきっとあるけど、各個人によって幅が狭いので、かなりレアなものなんだろうなと思う。
ともかく建て直し完了。マイペースでGOというところ。

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