空白の時間と小さな旗

花粉症ながらも気持ちいい春風に我慢できず窓を全開にする。吹き抜ける空気。日差しのにおいがする。布団干さなきゃと思う。後のクシャミが心配だけど。

☆☆☆☆

空白の時間をドッカリ取ってみる。少し前は埋めつぶしたかった空白。自分と相対する。向き合えるレベル。ニュートラルにする時間。空洞の中のかすかな起伏。旗を手立てた場所を思い出してみる。自分だけのための場所。少しずつながらもそれは点在する。そんなごく
わずかなもののために自分は生き延びている。小さいながらも確実な場所。実績。
そっから練り上げていく。少しずつ。
そしてそこには自分で築いた法則がある。
多分、先天的にではなく、後天的に存在している。
あと必要なのは希望のロジックと少しの肉体の愛情。
コンタクトは遠いけど。それはいつもの事か。