花冠

乏しい電灯の下、ひらめく白い肌。うねりや彼女の背中、脚、胸などを思い出す。
でもなぜか顔だけが浮かばない。写真もない。
時間はいろんなものを切り取っていく。

☆☆☆

努力して勝ち取ったものだけが真の賞賛に値する。
努力なしで得られるものに価値は少ない。
もくもくと。

☆☆☆

昔の歌。
それがあっただけマシなのだろうけど。
時折、自分がミカンの皮よりも価値のないように思える。
ずっと狭い部屋で抱き合っていたかったけど。
でもそれがなかったよりはいい。
とにかく、受けとめていく。全部。