行く春を止めず

別れがあると思えば出会いがあり、出会いがあるかと思えば別れあり。
総じて総数は増えてるものの、失ってから気づく事も多々あり。
Hは天真爛漫な笑顔と、なんかとぼけた話、それでも心を和ませるような空気で血しぶく地獄のどん底にいる私をずいぶんと励ましてくれた。Hがいなかったら潰れてたかも。
もう立ち直ったけど、Hがいなくなった春の寂しさよ。花ももう葉桜。
そんな切ない一瞬一瞬を心に刻みつけて時は流れる。