昼ごはんの孤立

昼ごはんを1人で食べるようになったのは、転職してからだった。
違和感。まわりとの違和感を感じ始めていた。
親密な雰囲気の中、1人で昼ごはんを食べるのが辛かったので昼ごはんを食べるのはやめた。
さらに転職した。
やはり1人で昼ごはんだった。当時付き合ってた彼女が心配して「一緒に食べる人いないの?」と昼にメールしてきた。公園で1人、ごはんを食べていた。
彼女に感謝すべきなのか、それともそんな所を知られたのを恥じるべきかわからなかった。
その会社を辞める段になってようやく友達もできたけど、やはりそこは居場所じゃなかった。
あの1人で昼ごはんは今考えてみるとなかなか辛かったな。
最近、記憶に封じ込めていたいろんなことを思い出す。
辛い事は辛いって言わないと辛いんだろう、きっと。