Slow but steady

昨日一日は特につらいと思わなかった。思い出さなかった。傷口の上に薄皮がはってきたのかもしれない。激しくは動けないが、一応支障なしという感じか。急な角度から押すとまだ辛いけれども。
回復につれて記憶も回復してくる。脳のニューロンが開放される。タイムマシンで過去に行くようにいきなり唐突な時間へと放り出される。日記時代やニフティ時代のことを思い出した。
あの頃は水滸伝のように精鋭がたくさんいて、自分もひたむきだった。いい状態というのはなぜか長く続かないけど、それでもいい時代はあった。自分が澄んで行くような。信頼があって。父が倒れた大阪時代、あの地獄から帰ってきた時の、はせぴーの日記の読んだ時の感度ったらなかった。普通の日常だけど、自分の場所に帰ってきたと言う感じがした。居心地は良かったな。
mixiも面白いけど、あの精鋭が集う感じはない。結局ネットが広がるにつれて、溜まり場みたいなものが希釈され散っていったのだろう。雨季の湖があふれて、地面を覆うように。或いはドラゴンボールのように。まあでも探せばどこかにオアシスがあるのかもしれないけど。
人というのは重要な要素だなぁ。
まあしかし名残も少しはある。信じられるユニットをどう構築するか考えよう。