零力

全てを我慢して芯を解放した時、そこで踏みとどまろうと思った。
千の恐怖。
千の過去。
それでも逃げるべきでなかった。
そこで発揮される零力こそが真の力であろう。
零システムだ。
そこで存在を宣言する。力でなく位置で受ける。
真理はわかっている。信じられないだけだ。
そこで耐えてから、あらゆる色は加算される。
零で耐えること。それはかなり辛いことだけど。
でもできることだ。