インフルエンザの特効薬

私は流行に敏感な方なので、今回もやはりインフルエンザにかかってしまった。猛烈な悪寒と頭痛と腹痛。今年のインフルエンザはさすがに殺人インフルエンザと言われてるだけあって、その痛みの鋭さ、頭の締め付けともに私が経験したインフルエンザの中でもトップクラス。せき、くしゃみ、鼻水、吐き気、腹痛、関節痛が勢揃いで、昨日は前後不覚・人事不省に陥った。熱を測ると39.4℃。ううう、死兆星が見える・・。そして死ぬ思いでコンタックの総合感冒薬を飲むが20分ほど熱が下がっただけですぐにぶり返す。恐るべし、インフルエンザ!しょうがないのでバファリンを飲んでとりあえず歩けるようになると、病院に向かった。実際、インフルエンザは下手に解熱剤を使うと、熱が下がるものの、熱によって抑えられていたウイルスが繁殖するのであまりよくないのだが・・。

とにかく、風邪は寝ていれば治るが、インフルエンザは医者に行かないと治らない。特に去年、インフルエンザの特効薬が認可されてからは病院に行くのがオススメだ。
その特効薬の名はタミフル。
A型とB型の特効薬なのだ。日本では2001年の2月に認可されている。
しかし!今年は予想以上にインフルエンザの立ち上がりが早かったため、この薬が不足しているというのだ。
これは業界関係者の話によると、輸入元の供給予測が甘かったのもあるが、去年それほど注目されなかった割には劇的な効果があったので、それにつられて医師が安易に処方したのも一因とのこと。 安易に、というのは、実はこれらインフルエンザA/B両型に効く物以外に、A型に効果を発揮するシンメトレルという薬もあり、ちゃんと検査して、A型を確定してから薬を選べば、こんな馬鹿な騒ぎにはならなかったとのことなんだそうです。

まあ、そんなわけでタミフルがあるのかどうかはっきりしなかったんですが、近所の病院に歯をカチカチと鳴らしながら到着。もし品切れなら、

どうする?タミフル〜(T_T)

って感じですが。
そして病院で検査。1時間ほど待たされて診察とあいなる。
医者「A型ですね。」
高橋「やはり・・。」
医者「決して子供やお年寄りに近づかないで下さい。うつしたら死にますよ
高橋「ひょえ〜(^^;)」
死神高橋である・・。
医者「じゃウイルスの増殖を抑える薬を出しときますね」
そしてカルテに書き込まれたのは・・

タミフル

よっしゃ!あったぞ!タミさん、タミさんは野菊のような人だ!(←発熱中なので・・。)
高橋「タミフルまだ品切れになってなかったんですね」
医者「ああ、まだあったと思うよ」
ということで、あるところにはあるようですタミフル
よかった( ´ー`)

なお、今年のインフルエンザはしつこいそうで、少なくとも一週間は体がダルいそうです。タミフルがなくならいうちに病院に駆け込むのが吉ですね。


日記才人投票