太った女はほんとに醜いか?-ダイエット不要論-

さっきふとTVをZappingしていたら、ノッコが出てきた。ノッコと言えばレベッカのボーカルである。名曲「フレンズ」をはじめ数々のヒット曲を叩き出した僕達の世代にとっては超スター集団である。サザンと並び称されてもいいくらいだ。
しかし。TVの中のノッコは大変なことになっていた。太っていたのである!もう悲しいくらいに。「激ヤセ」と言えば哀れな響きもあるが、デブはやはり笑い者である。ステージ狭しとかけまわるノッコがもうイタかった。過去の栄光があるだけに、もうやめてと言いたかった。ああ、ノッコ。本人が楽しそうなだけに余計にツライよ・・。

しかし、ここで気づいた。私は昔のノッコを知っている。けど、知らない人にとってはどうだろう。ただの太ったオバさん歌手ということでそんなに不快感を覚えないんじゃないだろうか?
さらにつっこんで考えてみると太った男とて醜い。例えば代表格は渡辺徹である。彼はカリッと青春だかなんだかでチョコレートのCMに出ていたが、昔はかなりスリムだった。ところが郁恵ちゃんと結婚してからブクブク太り始め、あんな姿になってしまった。(最近は少しまた痩せたみたいだけど)。しかし、これとて昔を知らない人から見れば渡辺徹はデブの気のいいオッサンと好感を抱くのだろう。

ここまで書けばお気づきだろう。太った人は昔痩せていたから醜いだけで、太ってから付き合った人にとってはどうってことないのである。即ちダイエットなんかするよりも、太ってから会った人とだけ付き合っていればいいということなのである!凄いぞ!伊東家の食卓に送ってみようか?(笑)

もうダイエットなんかしなくていいのである。漫才コンビピンクの電話」の片方なんか一時はダイエットに成功してマッチ棒のように痩せていたが、また最近は元に戻っている。いや、リバウンドしてさらに太ってしまい、もうテレビでは危険すぎて放映できないレベルになっているではないか。余計なダイエットをしたばっかりに、だらしない人という烙印を押されてしまったのである。ずっと太っていればデブの可愛い姉ちゃんということで大丈夫だったのに。
はっきりいって太ってしまうというのは、永遠に消えない借金の利子を持ってしまうようなもので、いったんダイエットを始めると死ぬまでダイエットしなきゃならない。おいしいものも食べられない。一生苦労しつづけるのである。それならばいっそのこと、目の前のチョコを食えばいいのである。ラーメンを食べる時、いちいちカロリーを気にすることは無いし、ケーキバイキングだってへっちゃら。あるある大辞典特命リサーチの番組をチェックする必要も無い。

そう、太ってしまった人は痩せていた時代の友人をすべて捨てることでダイエットが不要になるのである!
あるがままのデブの姿でいいのだ。

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