ようやく姫始め

さすがに2月にもなって姫始めしてないのは男としてどうなんだろう?と危機感を感じたのでガールハント(死語?)に行った。ほんとは1月に行こうと思ってたのだけど、仕事の納期だのインフルエンザだのと忙しく行けずじまい。男やもめに牛が鳴く。モ〜やだ! ということで、行ったのは、とある渋い音楽の流れるバーで、独身の女の子がフラリと一人で来る店。

「マスター、あそこの席にマルガリータを」
と奢りつづけること三杯目(笑) そろそろ女の子を口説く方法を思い出し始めた頃、その子はやってきた。目鼻立ちのくっきりした気の強そうなタイプ。

「どんな曲が好きなの?」
「オールディーズ。ビートルズとか」
「いいね。俺はディランかな」
「ほんとに?私も好き」

ということで音楽に突破口を見出し、語りつづけること一時間。酒も回り始め、恋愛ネタへと移行。私の得意分野である。なぜなら、失恋が多い男は恋愛論のプロとなるからだ(笑)

いろいろ聞いてみると、彼女は彼氏とケンカ中とのこと。それでも薬指のリングは外していない。

「そっか。でもたまには違う男を見て彼氏の良さを再認識するのがいいんじゃない?」
「違う男?」
「君の40cm隣りにいるかもしれない」
「え?まさか?(笑)」
「今30cmに近づいたね。」

となかなか雰囲気よろしく、彼女の膝を上手に撫でるとまんざらでもない様子。私のGOGOランプに火がついた(笑)

「近くに凄く広いお風呂があるところ知ってるんだ。冷静と情熱の間の主人公、あおいはお風呂で自分を見つめなおしていたよね。君も今はそうした方がいいかもしれない。」
「そういえばあの時、マーブはお風呂の外からあおいの肩を揉んでたよね。あれって素敵だった」
「俺もカナちゃんの肩を揉んであげたいな。」
「揉むの上手なの?」
「うまいってよく言われるかも」(とくに胸に対してだけど)
ここで彼女の瞳の色が変化したので、店を出ようかと言い、街を歩く。ホテルの前で手を引くと彼女はトコトコとついてきた。

ホテルに入ってしまうと、だいたい女の子は度胸がよくなってくる。カナちゃんは「お風呂に湯入れていい?」とはしゃいでいたので、いいよと答え、コンドームの場所を確認する。見てみると2個入りだった。足りるのか?(笑)

そして「お風呂入ろう」と言って二人で服を脱ぐ。ウルフスキャンがエクストラモードになって視力が6.0になる。原色が好き、と言っていた彼女の下着はやはり濃いブラウンで、服とマッチしていた。服は自分で脱いでもらっても下着を脱がすのは男の役目。後ろからブラのホックを外してさりげなくサイズを聞いてみるとC-65。店でウルフスキャンした時の数値とピタリ同じで、まだ能力が衰えてないことに少し満足する。
ブラを外した彼女の乳房は、27歳にしてはツンとしていて、その先端の色も綺麗だった。乳年齢は21歳くらいか。優しく揉んでみるとミディアムレアといったところ。肩にキスをして、下も脱がし、バスタオルを巻いてあげていざお風呂へ。先に湯船に入ってると、彼女が後からバスタブに入ってきた。そしてバスタブを跨いだ時に、彼女自身がチラと見えたんだけど、かなりキュートだった。そこの相って結構私は見るのが好きなんだけど、形も色も娘々してて、あとでベッドの上で確認しようと心に誓ったのだった。

[中略]

「あ・・・まるで、犯されてるみたい・・すごい・・あ・・・」

[中略]

ま、あんまり書くとアダルトカテゴリに飛ばされるのでこのへんで(笑)
いろいろと確認し、少ないコンドームにも対処して、すっきり。カナちゃんは「なんか彼氏と別れたくなってきた」とか言ってたけど、それは今Hが終わったばかりだからだろう。恋人とはいろいろな歴史の積み重ねだし、一時の感情でやめちゃったら後で悔いを残すのである。

それにしても気持ちよかった。ありがとうカナちゃん。生き返ったよ。久しぶりに腰を使ってすこぶるキレがよくなったよ( ´ー`)

そして「カナちゃんは悪くない。全部彼氏が悪い。しかしそれを許すのがカナちゃんの勤め」とアドバイスして、笑顔でバイバイした。
しかしバイバイするカナちゃんの手には、彼氏の指輪が光っていた。そういえば彼女はセックスしてる間じゅう、ずっとそれを外さなかったっけ。終わった後、ベッドの上で10秒くらいその指輪をくるくるとまわして見ていた。

あーあ、もしかしたら俺は遊ばれちゃったかもな・・。
下半身に残る彼女の唇の余韻を感じながら、ちょっと切なくなった立春の頃であった。

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