新人女子大生の特技 / 生来の優しさと鍛えられた優しさ / あ、今日は

バイト先に新人で女子大生が入ってきた。19歳のトモちゃん。もちろんピチピチである。初めてのアルバイトのことで、緊張しつつも気さくな娘である。

(店の裏)
高橋「おいM、今度の新人なかなかカワイイよな。どうよ?」
M「いいっすね。でも最近MEGUMIに毒されたせいか、普通の胸じゃ満足できないんっすよ〜(;´Д`)」
高橋「あはは、エロ本読みすぎ(笑)」
M君は某有名大学3年生。来年司法試験を受ける秀才である。こんなヤツが裁判官になってしまうとは日本もヤバそうなのだが(笑) でもいいヤツである。

ある日、トモちゃんに聞いてみた。
「姿勢いいね?バレエかなんかやってたの?」

「あ・・、あの、新体操やってました 」

「!! そ、そうなんだ、ふーん・・・」

隙を見て、私は店の裏に走った。Mにこのことを伝えねばっ!100mを10秒で走破し、Mの元へ。
高橋「おいM、てえへんだ! トモちゃんって新体操やってたんだって!」
M「えええええええっ!!!マジっすか〜!!うわあああ!」
頭をかきむしって喜ぶM。ほんといいヤツだ(笑) 私はノリノリで言った。

高橋「おい、新体操といえば・・」
M「そうですよね」
二人は同時に叫んだ。

高橋「レオタード持ってるに違いない!」
M「いろんな体位で!」

高橋「・・・。」
M「・・・・。」
高橋「それって変態だなー・・」
M「いや、高橋さんの方が・・」
どちらが変態なのかは読者の判断にまかせるとして、二人とも大喜びしたのだった。それとは知らずに明るく笑うトモちゃん。ゴメン・・(;´`)



それにしても最近、20歳くらいの女の子と話すことが多いけど、みんなやっぱり処女雪のような優しさを持ってるなぁと思う。ドブの中を這い回って汚れきった私にとってはなんとも懐かしく、まぶしい。
でもその優しさがなかなか続くものではないということも知っている。やがて社会に出て傷つき、変わっていくことも多い。
私はそういう傷ついてない優しさって案外好きである。誰でも信じて、誰にでも親切で、明日の幸福を100%信じきって。努力は報われ、誰もが人のために思いやる、みたいな。
それは花のようなもので、いつかは散るけど、咲いている時はやはり凄く輝いているのだなと思う。そういう子達を脇で見ていられるのはなかなかよいものだなと。
この子達がいずれ傷ついて散ってしまっても、また花を咲かせる方法はある。それは根っこまで枯らさないことだ。根っことは人との結びつき。大地との結びつき。家庭とか友達とか。そういうものとちゃんと結びついてたら、一度枯れてもきっとまた花は咲く。
だから私は彼女の良き友達であろうと心がけている。或いは、良きお兄さん。或いは良き家庭教師としてあんなことやこんなことを・・・(←オイ)

そういえば今日ってバレンタインデーだよね。
誰かくれるのかな〜。期間限定のキットカットの白とかもいいなぁ。あれってめちゃウマだしー。

高橋にチョコを渡したいっ!という方はメールください。東京近郊なら受取に参上いたしますっ!

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