誇らしいチョコ / 散髪屋の娘2

結局もらったチョコは1個。義理はいくつかあったものの、半本気のチョコを1個もらえたのはなかなか誇らしい。義理ではなく自分のオトコの魅力で勝ち取ったような感じが良い。
これって付き合っている恋人からもらっても、やはりそんなに誇らしい感じはしないんだよね。うれしいんだけど、予定調和だし。バレンタインデーのチョコは、
[1]意外な人から
[2]義理じゃなく
[3]こっそりと
もらうのが良いのである! えっ、うそ? 君そうだったの、みたいな。
14日の某会合の帰り道、ユキちゃんが
「ごめん、みんなのいる前ではちょっと恥ずかしくて・・・」
と渡してくれたチョコにはマジ感激した。ヒデキカンゲキ!これからは高橋ヒデキと名乗ろうか?不埒な悪行三昧っ!!(わかる人はもう若くないですな(笑))
んで家に帰ってみてあけてみると手作りではなかった。まあ、これは最初からいきなり手作りじゃ重いと考えたんだろう。控えめなユキちゃんのことだし・・。ひっひっひ(妄想)
ともかくちょっとしたオトナの恋のアバンチュールが始まりそうな予感である。



さて、先日散髪屋に行った時の話。以前書いたけど、この散髪屋にはもの凄く好みの女の子、知佐ちゃんがいるのである。
1月に行った時はいなくて、もしかして辞めたのか?と非常にブルーだったわけだが、たまたま休みだった可能性もあるし、今回確かめてみる必要があった。
行ってみると、いつものデブ姉ちゃんがカットに入った。このお姉ちゃんはデブだが凄い美人なので好きである。カットもめちゃうまい。そうして時々超巨乳を後頭部に当てられながら(枕みたい)、カットされていた。
しかし店内を見回しても知佐ちゃんはいなかった。かわりに松たか子似の女の子がいるが、この子は正月にもいたし、やはり知佐ちゃんはいないのか。やっぱり辞めたのかなぁと悲しくなりつつ、デブ姉ちゃんと世間話していた。
やがてカットが終わり髪染め。頭が燃えそうな酸性の液を塗布され苦痛を覚える。さらにラップを巻かれヒーターをあてられる頃には地獄だった。禿げそう・・(;´`)
それが終わるとヒゲ剃りである。
「変わります」
とヒゲ剃り担当がやってきた。頭皮の痛みに耐えるために真っ白に燃え尽きた私は脱力して座っていた。
パンパンパンパン
とまずは肩叩き。このマッサージがあるからこそ床屋に来るのである。そしてガシガシガシガシと肩を揉まれる。うっ、気持ちいい・・。ここのところマッサージ屋通いを我慢してたので、余計に気持ちいい。だんだん恍惚としてくる。
「高橋さん、お久しぶりですね」
・・え? その声は!?
驚いて目を開くと鏡の向こうに知佐ちゃんがいた。うおおおお!いてくれたのか!(T_T) ヒデキ感激!
「高橋さんに握力が弱いって言われてちょっと鍛えたんですよ(^◇^)
「ほんとだ、揉みが強くなってる!」
知佐ちゃんはニコリと笑い、背中の指圧に入る。そんな技、どこで覚えたんだ!気持ちいい〜\( ´ー`)/
とにかく知佐ちゃんがいてくれたことが何よりもうれしかった。なんて可愛いんだ!この独特の雰囲気。セブンセンシズがピリピリと震える。なんていうか闇の中に咲く白い花といった雰囲気。たまらん・・。
しかし感激しすぎてあんまり話できず。もうその手で触れられてるだけで恍惚というか。ああ、なんとかしたい。でも本当に好きな子の前に出ると異常に知能指数が低下するんだよな・・(;´`)
至福の時間が過ぎて、デブ姉ちゃんが戻ってきた。いろいろとセットされる。
「高橋さん、今度店移るんですけど、よかったらそっちに来ませんか?」
とデブ姉ちゃんが言った。うーむ、それは困るな。デブ姉ちゃんは唯一私の頭のセットをしっかりできる人であり、大変気に入っているのだ。この日もバッチリ格好よくしてくれて、俺ってイケメン?と勘違いするくらいの仕上がりになっている。デブ姉ちゃんにずっとやってもらいたい。しかし、そうなると知佐ちゃんにあえなくなる。悩みどころ。行くべきか行かざるべきか。それが問題だ。
沈思黙考することしばし、解決策がひらめいた。
そうだ、こうすればいいいんだ!

ということで、3月の散髪編に続く(笑)

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