突撃!-R指定-

なんだか頭の芯が麻痺したように疲れていて、やる気が湧かなかった。花粉症で酸素が足りないというのもあるけど、主原因は愛情欠乏症。最近孤独気味だったので、脳幹にタナトス(死的物質)が結集している感じ。このままではロクなことにならない。
幸い、今日は半日空いてたので、一路新宿へ。こういう時は荒療治に限る。タナトスに相反するエネルギー、即ちエロスが必要とされている。昨日ドンちゃんがお小遣いをくれたことだし、パーっと使ってやるぞ!
てなわけで、歌舞伎町界隈をブラつく。歌舞伎町は私の第二の故郷。その懐かしい息吹を感じつつ、目的地を探す。久しぶりだけどわかるだろうか・・。
客引きのオッチャンをいなしつつ見つけた。そのたたずまい、以前と変わること無し!お久しぶりです新宿TS劇場。元気を出すならストリップに限る!( ´ー`) ビルの2階でチケットを買い、いざ入場。
するといるいる。平日の昼間だというのにほぼ満員。ウルフスキャン暗視モードで素早くかぶりつきの席を見つけて着席。あんまり前だと踊子さんと目があって恥ずかしいという気遣いからか、ポッカリとその席は空いていた。ゲッチュー! ストリップをかぶりつきで見ずして何をかせんとや? 頬が触れるほど、踊子さんの体温を感じるくらい近くでマジマジと見てこそ男というものだろう。舞台の上では牧瀬利穂似の女の子がくるりくるりと踊っていた。ふふ、可愛いなぁ。こういうとこで雇われるくらいだから、体のラインが抜群にきれいだし、色白だし、おりからの暑さによってキラキラと汗がスポットライトを受けて輝いているのも素敵である。
さて、いよいよ脱ぎの部へ。ストリップの手順と言うのはだいたい決まっていて、まずは着衣のままダンス、その後だんだん脱いでいくという展開になる。脱ぐ時になるとメロウな音楽が流れ出すのでだいたいわかる。個人的には脱ぐ時にもポップな音楽の方がいいと思うんだけど、それはそれ、ホテルで明かりを暗くするように、ダンサーが脱ぐ時は、音楽はメロウになるのだ。(ただ、一人だけこの手順を逆手にとって素晴らしいダンスを披露していた踊子さんがかつて渋谷道頓堀劇場にいた。当時のトップが影山梨奈の時代である。名前は星ひかるちゃんと言って、スッチーの衣装が似合う子であり、いきなり全裸で登場してから徐々に服を着ていくという展開にはストリップマニア達の度肝を抜き、しばらくカーテンコールが鳴り止まなかったものである。)
ええと話がそれたけど、そんなわけで牧瀬が脱いでいく。シースルードレスの下になまめかしいライン。見てるうちにどんどん楽しくなって来る。ああ、来てよかった・・(T_T)
周りの観客達も一様に恍惚の表情。正直、男たちがこんなに素直になる空間というのはまずないだろう。子供の時、お母さんにデパートに連れて行ってもらった時のような男たちの恭しい表情。そこには供給の神としての踊り子と、頂く者としての男たちとの厳かな信頼のコミニケーションがある。早く脱げーなどと野次を飛ばそうものなら、たちまちつまみ出されるのだ。神聖なる儀式と言い換えてもいいかもしれない。
さて、牧瀬だが、お嬢様のようなルックスなのにその部分はバンバンジーだった。お手入れをほとんどしてないため、ギャランドゥといった感じ。少し前にはパイパンが流行っていたのだか、なるほどこれは新鮮である。パンチーからはみ出るくらいの茂みとお嬢様顔のギャップがたまらない! ダンスが終わる頃、私は心からの拍手を送っていたのだった。しばらく使っていなかった精神のある部分がむくむくと復活してくる。そして頭の芯の虚無が少しずつ溶けていく。気持ちいい。
そして次の踊子さんはもう見る前から想像がつく。テーマがロリポップだからで(笑)、やっぱり出てきた踊子さんは童顔だった。固定ファンがいるらしく、声援が飛ぶ。ルックスはさほどなのだが、これだけファンがつくというのは性格がいいということだ。そして案の定、そのサービス精神は素晴らしいもので、キュートな笑顔、はにかむ表情、精一杯サービスするひたむきさなど、まさにプロ。しかも仕事に対する誠実さが見てとれて感動を覚える。
瞬く間に時間は流れて、ついに彼女の出番がやってきた。彼女の名は芹沢直美。その伝説の美乳は他の追随を許さない!うおおおお、感動!なんちゅうキレイさや・・!!その凝ったフリフリのドレス、そして着替えて登場したマイクロミニのスカートがもう・・。死にそう。そして踊るにつれて、どうやらノーパンらしいと判明する。鼻血。そうしているうちにいよいよメロウな音楽が・・。キタ━━(゜∀゜)━━!
固唾を飲んで見守る観衆。はたしてこんな可愛い子があられもない姿を晒すのだろうか?期待と不安がない混ざった中で流れるのはSMOKE ON YOUR EYES。そしてその後はストリップの黄金連携パターンのファーストラブbyヒッキーで、場内のボルテージは最高潮!一枚ずつ剥がれていく衣装はステージ後方に投げられ、その水密桃のような美乳があらわに!!ああ、生きててよかった!ブラは胸のガーターと呼ばれるストリングスオブノークローズでむっちりと強調されている!最後の布切れが取り去られた瞬間、場内は神々しさに満ち、シーンと静まって時間が止まったよう。男たちは静かな感動を胸に抱きつつ、そのパーフェクトボデイに目を奪われるのだった。素晴らしい。美しさの神が今降臨したようである!ひええ!なんという素晴らしい映像!これで5200円は安いで!最高!最高!最高!体内の七つのチャクラがフル回転し、体調も一気に良くなる。不完全燃焼だった脳内の老廃物が青白い灼熱の炎の高温に焼かれて昇華する。手が痛くなるほど拍手してると彼女は私に気づいて目の前で踊り始めた。満面の笑顔からセクシービーム到来!うねる腰!その肌は餅にして絹、うっすらとピンクに染まった色白の肌がスポットライトを跳ね返し、キラキラと虹のように輝く。これだよこれ!俺に足りなかったのはこれなんだ!エイドリアーーーン!!!!プモーーーーッ!フル充電された気持ちは弾んで、頭頂から湯気が出そうだった。カーテンコールで再び出てきた彼女と笑みを交わし、退場する。木戸番にごめんよっ!と声をかけ、飛び出した空は青色だった。おう、春だよ、春!

よし、これで明日からまた、まっさらな自分で頑張れるな( ´ー`)

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