ゴロ寝
連休４日目にして寝てばかりいる。しかし、ゴロ寝というのはなんて幸せなんだろう。たまにご飯食べたり、読んでる本を交換するだけで、あとは好きなだけゴロゴロしていられる。休みもまだまだあるし、悩み事も特にない。いやあるんだけど、当座のところはどうってことないのである。来世はナマケモノに生まれ変わって一日中木にぶら下がりつつ、人生について考え、たまに寄って来たメスに「俺はね、こう思うんだよ」などと一人悦に入って説明したりするのも面白いかもしれない。
或いはコアラもいい。日がな一日ユーカリの葉を食べて、たまに来る新婚さんの若妻のふくよかな胸に抱っこされつつ、「可愛いねぇ」と頭をナデナデされ、鼻の穴をふくらましたり。しかも何もしないのに「コアラのマーチ」とかのお菓子にされて称えられる。素晴らしい。
・・・が、結局、ナマケモノのエサはバッタとかの虫かもしれないし、コアラとて悪ガキにとっ捕まって耳を引っ張られたりすることもあるのだろう。彼らは彼らなりに苦労しているのだ。different pains for diferent folks.
まあ、酸いも甘いもあるわけで、自分はその境界の左右をあっちに行ったりこっちに行ったりしてやっていってるんだと思う。たまにどっちかに寄り過ぎたりすると愚痴も言うし、或いは自慢しすぎたりする。そんな感じなのだろう。
ともかく、ゴロ寝は素敵だ。
