フェイスガード

男は40歳を越えたら自分の顔に責任を持てと言われている。私は40歳にはまだまだだけど、やっぱりそろそろ自分の顔に力を持たせてもいい頃じゃないかと思う。
従来、私はあんまり自分の顔を見られるのが好きじゃなく、写真をとられるのも苦手だった。何かしら自分が評価されるという場所に立つのが嫌いだった。自信がないのかもしれない。嫌われるのが怖いとかそういうのがあるのかもしれない。ともかく、自分一人が矢面に立たされるのがどうも嫌だった。あれはなんでだろう。
しかし最近はあんまりそういうのは感じなくなってきた。自分がまあそんなにたいしたもんでもないと気づいたからかもしれないし、それでもそこそこは声をかけてくれる人がいるからかもしれない。とにかく誰かに注視されても見るなら見れば?あーん?と気にならなくなった。面白い物で、気にしている時は長時間そのまま見つづけられることが多かったが、気にしなくなると相手も別段面白くもないという風に目をそらすようになったのである。まあ私はなんとなく目を引く外見のようなのでそういうところは多少不利だと思うけど、自分の顔というものに慣れれば、まあ、たいしたことないかと。責任はもてないけど慣れてはきたって感じかな。
ある意味、あきらめなのか(笑)

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