元形

ほぅっと一息ついたら前に日記書いてもう一週間? マジで?
せっかくの自営業なのに最近サラリーマンのような時間に縛られた生活を送っています。結局つきつめるとこうなっちゃうのか。まあ精神的にはラクちんなんだけど・・。ほふく前進といった感じですね。

夜の底でこうやって時間を止めてみるのは心地よい。水の中で舞っている土ぼこりが徐々に底に沈んでいって、やがて透明になって行く。そうするとようやく、本来の自分が動き出し、懐かしい感じになる。自分の元形を取り戻す。確固とした元形というのはちゃんと尖った骨のように存在して、もう出来ている。
若い子なんかを見ると、まだ柔らかくて、骨も反る感じだ。すごくコンパクトな箱の中に、丁寧に、繊細な感情が詰まっている。年を取るというのは、そういう箱をひっくり返したり、強烈な光線をあてたり、踏み潰したり、かき回したりして、鍛えられる反面、ガラス細工のような繊細さというのは失われるのかもしれない。あの、vividな清流の揺れというか、そういうのを感じなくなって久しい。
でもそういうのは思い出せるものかもしれないとも思う。弱くて柔らかくて動かされやすくて。過去の中を旅すると穏やかな気持ちになる。
つきつめていくと、なぜ生きるかというあたりに落ち着く。別に意味なんかいらないけど、「なぜ生きてるんだろう」と考えられるということには意味があると思う。自分は誰なんだろう、そしてどこへ行こうとしてるんだろう。そういったことに答えはいらなくて、ただそう疑問を感じている自分、そういう瞬間が大切なように思う。

うし。リセットが完了したようなので寝よう。
また明日頑張ろう!
って、小学生みたいな終わり方やな(笑)

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