ラーメン「康龍」 / ファミレス愛歌

新宿に康龍という新しいラーメン屋が出来ていたので早速行って見る事に。並んでたし、おいしいラーメン屋さん特有の匂いがしていたので、導かれるままフラフラと入っていったのである。よくある食券システムで選んだのは「自分仕立て麺」。要するに、麺の固さだの味の濃さだのトッピングだのを自分で選べるのである。まあ、ゲートウェイのPC販売のようなものだ。もう撤退したけど(笑)
余談ながら、私は餃子のタレを最初から作っていて欲しい方だ。今の中華屋はだいたいしょう油と酢が並べて置かれているので面倒なのである。確かにその配分にうるさい人もいるだろう。しかしながら不慣れなしょう油さしで出す液体の量というのは不確かだし、餃子のタレくらいプロとしてしっかりと配合しておくべきではないだろうか。どこか「セルフサービス」に甘えてるような気がする。ラー油は好みがあるので仕方がないとしても、プロならばそれ相応の餃子タレをデフォルトで用意してしかるべきだろう。これが一番の配合だとでもいうべきもの。
で、自分仕立てラーメンである。これも面倒くさいものの、アンケート用紙に書くだけで作るのはプロなので、餃子のタレよりはまあいいとしよう。あとは味である。博多の屋台の臭いのするラーメンはいかに。
出てきたのでレンゲをズブリと丼に入れる。まずはスープから。ズズズ・・・。
うおお!甘い!これは甘いスープだっ!
この甘味はサンマの脂か!?池袋の光麺の2倍くらい甘い。甘いスープは好きなんだけど、これはちょっと甘すぎではないか・・。しかし、スープの中央に固められた七味っぽいものに気づいた。それをレンゲで静かに突き崩すと、ピリっとした辛味が広がる。なるほど、これで甘さを調整するわけか。・・・お主、できるな。
しかし、辛味と甘味が味の上っ面でぶつかる展開で、深みがちょっと少ない。軽薄なラーメンは嫌いではないが、甘いから七味を投入しようという試みは少し手ぬるいと感じた。むしろ、辛子にんにくなどを用いた方が深みのある辛味がでると思うんだけども。いや、それかアンケート用紙に味濃い目と書いたので、今度からは普通と書いて、七味は放置するのがいいのかもしれない。そう、また来ようと私は思っていた。去年の大勝軒で味わった屈辱、江戸の敵を長崎で討った気分。良い哉!康龍はなかなか良いラーメン屋であると思う。新宿にまた一つ私の居場所ができた気分であった( ´ー`)



最近、ファミレスを愛用している。ノートPCを持ちこんで仕事すると異様にはかどるのだ。
そして今日もメシを食ってからもくもくと仕事してると、ウエイトレスが声をかけてきた。
「いつもご利用ありがとうございます」
と。どうやら私の顔を覚えていてくれたらしい。メガネっ娘で人の良さそうな女の子。・・・しかし!私のお気に入りは柴田ちゃんなのだ!(←名札から名前を覚えてしまった奴)。申し訳ないが、君と付き合うわけにはイカンのだよ・・。が、そういう風に話し掛けられてしまうと、その子が近くを通るたびに意識してしまう。せっかくの仕事集中環境が・・・。ちょっとキーボードを打ち疲れた時に柴田ちゃんをそっと眺めるのが私の楽しみであって、妙に関係ができてしまうと困るのである。私は自意識過剰男なので、そうなるとついつい気になってしまうのだ。でも考えてみると、そうやって私に声をかけてくるというのは結構勇気がいったのだろうと思う。そうなると、やはり無視はできないし、微笑みかけられたら微笑み返さないとならないだろう。静かに柴田ちゃんを眺めていた安全ライフが変な方向に行く。しかしながら、この子と仲良くなればその延長線上に柴田ちゃんがいるではないか。それに「ときメモ」なんかでは意中の子意外にも優しくしないと爆弾が出るし(笑)
とにかく一つの挨拶から始まった煩悩は留まるところを知らず、仕事の邪魔をするのだった。ああ、違うファミレスに移動するか?
まあそれにしても柴田ちゃんは女優の「りょう」に似ててシャープな美人である。柴田ちゃんが「いつもご利用ありがとうございます」と言ってくれれば「実は、君に会いたくて」とかなんとか言えたのに。いや言わないか(笑)
明日からどうしようか、と悩んでいる次第である。
日記才人投票