24時間

「私は仕事して家に帰って休養、そしてまた仕事という人生に耐えられなくなった」と知り合いが会社を辞めた。残業と休出。リストラの一つの哀しい結果であろう。その人は言っていた。「人には1日24時間しか与えられていない。その中で意味があることをしたい」と。もういい大人だけど、そういう道を選んだ。
しかし、実際、意味のないことをし続けても生きていけるものである。「こんなんでいいんだろうか?」と思うヒマを無くせば簡単だ。みんなやってるし、自分も、とか。また自由を与えられたら何をしたらいいかわからなくなる人もいるだろう。



私は自営なのである程度調整はつくけど、仕事量は忙しいサラリーマンと大して変わらない。有利な点としては「心行くまで寝られる」というとこくらいである。でもこれは私にとっては大事なことである。わりと神経が細かいので確実に休息してダメージの回復を図らねばならず、中途半端な睡眠で活動すると、すこぶる調子が悪いし、仕事もはかどらない。8時間寝ることが私の使命である。
しかし、ナポレオンは3時間、向田邦子は2時間の睡眠で活躍したというからうらやましい。8時間睡眠を4時間にするだけでも一日あたり4時間も自由に使えるのだ。
思うに、時間を有効に使うには就業計画を立て、ある程度の規則性をもって体の動きを習慣化させればいいのだと思う。また連続操業はやめて適度に休憩を取るのがいいのだと思う。ダラダラやるのが多分良くない。また運動し、体を鍛えて長時間の仕事で体力的に疲労しないようにするのも大事だろう。
それにしても時間は限られている。毎日やりたいことの1/4くらいしかできない。起きたと思ったらすぐに寝るための時間が迫ってくる。ほんとは自分をニュートラルにするゆっくりとした時間を取りたいのだけど・・。でもまあ、仕事はわりと好きなのでしょうがないか。これからもできるだけ隙間なく活動できるようにし、密度の濃い生活をしていきたいと思う。末尾ながら、家事をやってくれて、できれば料理がうまくて、優しくて、面白くて、仕事もちょっと手伝ってくれるような素敵な奥さんをいつでも募集しています(笑)
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