iMACの怪

昨日帰ってきたら、iMACにかけていたはずの埃よけのシートが外れていた。泥棒? いや、荒らされた形跡はない。その薄いシートだけがマックから外れて床に横たわっていた。窓は締め切ってあるので、風ということもなさそうである。沈思5秒、まあいいかといういつもの楽観的な結論が出た。それよりも仕事がたまっていたので、コーヒーをいそいそと入れて仕事に取りかかる。
深夜2時。寒さをこらえつつ、たまにつまらない深夜TVを見ながら細かい処理をしていると
「ポォォォン」
という音が鳴った。と、同時にマックがひとりでに立ち上がったのである!げえ!
沈思10秒、またしてもまあいいかという結論(笑) スイッチ切ればいいだけの話である。丑三つ時ではあったが宵っ張りの私には夕方の感覚。出るなら出ろ幽霊。そして私の仕事を手伝いたまえ。フォトショップで画像処理してくれよんと愚痴ってみる。
1時間後。またしても彼は立ち上がる。確かにマックはヒューマンライクでフレンドリーではあるが、自分勝手な不気味な行動は困る。渋々スイッチを切るとその日は治まった。
で、今日。またしても今さっき勝手に立ち上がった。しかし、不幸なことにその時はPC2台稼動でエアコンとセラミックヒーターをつけていたわけで・・。
「バン!」
という音と共にブレーカーが落ちた。これでマックだけで動いてたら不気味だなぁと思いつつ、彼を見つめるとちゃんと止まっていた。さすがに幽霊がいたとしてもブレーカー切断には為すすべがなかったらしい(笑)
それにしてもこの現象の正体はなんだろうか。深夜いきなり「ポォォォン」と来るのでちょとビビる。「おっ、トイトイに走るのかい?」と麻雀トークでごまかしてみても、こう鳴かれたんじゃうるさくてかなわない。自然にスタンバイ状態になってるのかなぁ。
あいかわらず謎の多いマシーンである。

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