遅れてくる喪失感

ここ数日、妙な喪失感を感じていた。原因がないのに、心の中を吹くこの空虚な風はなんだろう?
失ったことから目をそらしていると、いつかは忘れるが、その喪失感というものは体内に残るような気がする。そしてふとした時、記憶さえなくした瞬間に、氷河期に閉じ込められた空気が現代になってゆっくりとけて浮かび上がるように、それは表出してくるのかもしれない。物凄く哀しいことに対しては泣けないけど、だいぶ後になって涙が流れるように。
多分、過去にあった何かの喪失が今になって浮き出してきたのだろう。それがなんだったのかはもう思い出せないが。喪失の数はわりと多い。
とにかくなんだったのかはわからないが、それが完全に終わったということだろう。生木を引き裂かれるような感じだったのだと思う、多分。
こういう時はキャバクラに行ってバカ騒ぎするのが一番なんだがなぁ(笑) ひいきにしてた店もだいぶ閉店してしまったし、新しいところでも開拓してみるか? 
なんとかテンション上げて行かなくちゃねぇ。

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