ハラに魂あり

心はなんとなく心臓にありそうだけど、魂はどこにあるんだろうと考えてみると、どうやら腹にあるんではないかと思う。胃のあたり。人の存在というものは腹にあるような気がする。重要なものが頭、脳にあるというのは違うんじゃないだろうか。脳というのは考える器官であって、その人のあり方や性質を示すものではないんだと思う。頭で考え、心臓で感じ、腹で存在する。各々の個性は腹にあるんではないだろうか。
古来より「腹黒い」とか「腹を割って話す」という言葉があるけど、いいところをついてるんじゃないかと思う。重要なのは「頭は可変だが、腹は不変」ということだと思う。頭でっかちになってしまうとうまくいかないのだ、きっと。頭をクールにして、腹の具合、魂はどうなのかということを考えてみると安定するのだと思う。そもそも腹に宿る魂というのは生物的に原始的なものなんじゃないかなと思う。それゆえ不変。或いは本能と置き換えてもいいのかもしれない。頭で考える自分のあり方というのはやはり脆く、自然に聞こえてくる自分の原の声を聞いてみるというのがいいんではなかろうか。
この説を証明するには、脳移植が実現されるといいのだと思う。魂は脳に属するのか、それとも体に宿るのか。興味深い。もちろん実験的にやってはならないけど、必要に迫られ脳移植した時、その人どう感じるんだろうか。
ともかく書きたかったことは、自分がどんな人間か見失ってしまった時は、頭ではなく腹、魂に聞いてみたらいいのだと思う。それは不変なのだ。
・・・ちなみに私は下半身に聞いてみて失敗することがある(爆) それではちょっと下過ぎるというものである。

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