保留された感情

電車にのってまどろんだら、二つ向こうの駅まで連れて行かれた春の午後。良い季節ですね。
3月の終わり頃、異様に体調が悪く、寝ても気分が良くならなかったんだけど、どうやら精神的不調だったようで、それと気づいた時から、自分の感情をじっくり整理してみた。
感情は喜怒哀楽とあり、溜まるのは怒りと哀しみである。喜とか楽とかはあまり溜まらないらしい。
私の場合、溜まるのはたいてい悲しみのほうなんだけど、その時に溜まっていたのは怒りだった。ふがいない自分に対する怒り。自分を抑えねばならない怒り。自分に対してややハードルの高い目標を課したからかもしれない。そういう怒りを発散することなく溜めてしまったので体調不良となったのであろう。まさに病は気からだ。あまり無理すると感情が反乱を起こす。
原因がわかったのでしばらくずっとプリプリしていた。固まる前に発散させないと大変なことになるし。そうやって発散してたらだんだん落ち着いてきて、体が動くようになった。忙しくなると、コントロールする暇がなくなるので大変である。
保留された感情というのにはなかなか気づかない。特に私は面倒くさくて溜め込むことがあるので用心しないといけない。場面場面できちんと処理しておけば、感情は保留されないのだから。なるべく自分らしく生きること。自分の声を聞くこと。
わかっちゃいるんだけどね(笑)

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