5秒後の奇跡

昨日、フランス料理屋でうまいメシを食べた。気絶するようなうまさだった。すげぇ。オマール海老はすげぇウマイ。泣きそうになった。ワインもうまかった。ティスティングがちょっと気恥ずかしかったけど。ワインなんてよく知らないのにそんなことさせんなよ(笑) 
でも当然、その値段は気絶しそうなほど高く、財布が薄くなって泣きそうでもあった(;´`)


家族というものはわりと気づかないようでいて、大事な役割をはたしていることがある。なんせ、無条件の信頼がある。他人は裏切るかもしれないけど、家族ならまずそういうことはないし、血もつながっている。だから100%信用することができる。
それだけにほんとに裏切られたり嫌われたりすると辛いんだろうな。


心理はひとひらの花のようにある日突然、降ってくる。捕らえたと思っても次の日忘れていたりするけど、それを捕らえた瞬間は心地よい。
自転車に乗ってて、信号待ちしてると急に思った。自分というのはとても大事なものなんだと。凄く尊厳をもって維持しないとならないと。もっとも尊厳は持とうとして持てるものじゃない。何か努力して自分のことを尊敬できないとダメなんだろう。自分のことを大事にしていいんだなと思った。でもそういう思いってきっと、一人では持つこともできないし、気づくこともできないんだろうなと思う。鏡のように人に対しないとやはり自分は見えない。
自分は大したことないけど、人だってそんなに大したもんでもない。ただ、そこでいかに自分を知るか、他人を知るか、大事にするかということが重要になってくる。よくよく他の人が静かに、何を大事にしているかに耳をすませるのがよい。
そんなことを考えていると信号はとっくに青に変わっていた。


新しい掃除機を買い、掃除をしたら部屋の面積が1.5倍くらいに広がった。古い掃除機と加湿器とヒーターはリサイクルショップに持っていこう。古い本とLDもブックオフに売りに行かねば。レンジの油汚れを落として、自炊も再びできるようになった。あ、ゴッキーが出てこないようにコンバットを置かねば。あれはほんとによく効くし。
らせんを描いて積み上がっていく感じ。同じところをぐるぐる回っているようでいて、高さは少しずつ上がっている。問題は自分の求める高さにはまだまだ到達しないことだけども。
奇跡の起こる5秒前説というのがある。自殺しようとした瞬間の5秒後に劇的に世界が変わるなんていう。ガンの治療法が見つかる、失った恋人が戻ってくる、宝くじがあたる、思わぬ遺産を相続する・・・etc。
5秒先には奇跡の扉があるかもしれないと思って今日も歩く。
もう一度、あの瞬間に戦えるように。

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