キラービー

ふぃー、ちょっとだけ仕事が片付いた。そんなことしてたらもう夏の終わりが見えてきて寂しい。日本の夏は基本的に8/15で終わりと思っているので、あと一ヶ月足らず。嗚呼、遊ばなきゃ。でもその前にいろいろとやる事が…?
ともかく。
家の近くに蜂が巣を作っていた。日に日に大きくなっていく蜂の巣。足長蜂なので特に危ない種類でもないし、まあ頑張りたまえということで放置しておいた。優しいオレ。まあ、そんなに気になるようなら誰かが駆除するだろうし、あんまり気にしていなかったのだか・・・。
昨日も気にせずにその横を通り過ぎた。
・・・と。
自転車に乗ろうとしたら誰かが私の頭をかきむしった。なんだなんだ。ふと、横に止まっていたライトバンの窓を見ると・・・。そこに映っていたのは、阿鼻叫喚の風景だった。
蜂が! 蜂が! 私の頭に密集しているではないかっ! いてててて! 針治療は間に合ってますって!
頭が鳥の巣というのは聞いたことあるけど、頭が蜂の巣とはこれ如何に。全速力でダッシュした。その時、私の足は久しぶりに100m11秒を切っていたかもしれない。追いかけてくる蜂。オレは熊のプーさんかっ!
いや、むしろ頑張りたまえ、なんて微笑んで放置していた自分のマヌケさから考えると、うっかり蜂兵衛というところか。
おのれ。エコエコアザラク・・・。
町を周回してそろりそろりと私は部屋に帰った。夜を待つ。昼は奴らも恐ろしいが、夜は昆虫どもは縮こまって動けないのである。フッフッフ。私はコルトマーク4(強力エアガン)を手に蜂の巣に近寄り、狙いを定めた。
お前はもう死んでいる…!
バスッ!と鈍い音を発してBB弾が蜂の巣に命中! 地面に落ちる蜂。しかしながら巣全体にダメージを与えることはできなかったようだ。かくなれば、アレしかないと返す刀で部屋に戻り、ここしばらく出番のないゴキジェットを投入。2年前、決死のバルサン噴霧作戦で完全駆除に成功してからというもの、ゴッキーが出てこないのでそろそろ捨てようとしていたのだが。
試し打ちしてみると、素晴らしい勢いで噴射できるようだ。よおし。
汚物は消毒だぁ〜!
と、ゴキジェットを噴射。しずくが垂れるくらい、しつこく吹き付ける。
すると一匹また一匹と蜂は地に落ちていった。もはや蜂達はプラトーン状態に。
(別にエアガン必要なかったような・・・)
と思いつつ、帰路についたのだった。任務完了!蜂達をやっつけた。

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