かっちりとしたスタイル

先日、25歳の麗しい女性と飲んでいて、ああなんだか久しぶりに血の騒ぐ人だねぇなんて思いつつ話をしていた。残念なのはラブラブの彼氏持ちであるという点だったが、酒が進むとそういうガードも甘くなるわけで、この女、なんとかオレのもんになんないかなぁとか思い始めるわけである。
でもまあ彼氏持ちであるからして、薄いブレーキはかかる。そもそも手を出してはならない女といる時は、ギアはセカンドくらいなんだけど、その夜はサード、下手したらトップまで行きそうな気配であった。
おお、ここまでギアが上がったの久しぶり〜、あのGWの告白事件以来か?なんて思いつつ、凄まじく頭が回りはじめるのを感じる。酒も入ってるし、びんびんとフェロモンの矢が無意識に発射されるわけで、そうなると向こうもそういう動物的シグナルに無意識に反応するようになる。
そもそもわりと良いなと思うということは、通じ合う何かがあるわけで、バチバチと空中で何かが絡み合う。双方共に大人であるからして、フツーの会話をしながらも、ちょっとした駆け引きを楽しんだりする。
でも、ついつい行き過ぎるところで、彼女の方が彼氏を念頭においてブレーキをかけてるのが感じられる。ちょっと苦しそう。でもまあそこらへんでやめておいた方がいいだろう。ブレーキが外れかける5センチ手前で、流れに逆らうことなく知らんふりして手を握ってみると、触れ合った手からじいいんとインパクトが来た。少し沈黙。曖昧模糊とした空気が流れる。「悶々とする夜だね」とそのエネルギーを斜めに流して、お互いに方向を確認。
「今日そういう予定じゃなかったんだけど、彼氏のところに行く」
と別れ際に彼女。
「ちょっと火がついちゃった」
とのこと。タクシーに消える美しいヒップラインをちょっと悔しく見守りつつお別れ。これから燃えるんだろうな、と(笑)


わりと高めな女性で、従来ならうまくいかない確率の高いパターンだったんだけど、最近練習している共通良識の硬い土台の意識でかなり対人能力が上がったように思う。これって面倒だし、力も使うけど、マスターしたらよい武器になりそう。今後、仕事とかで人の力を借りたり動かしたりすることが不可欠なので、こういう能力をきっちりと身に着けておかなくては。かっちりとしたスタイル。


それにしても、年を取ると面倒を避けるというのが第一条件になったりする。カップルをいざこざさせるのも気が進まないし。10代だったら「恋は略奪にあり」と喜んでトラブルに飛び込んでいったのにねぇ。
ともかく、私の方は帰ってWinnyでエロビデオをゲット。ちょっと火がついたので(笑)
でも、オレってこんなに侘しかったっけ? こんな時にはちょっと泊まらせてくれる優しい女性も前はいたんだけど。うーん、ちょっと最近仕事にかまけすぎておとなしすぎるのか? なんか寝てる子を起こされた気分。ちょっと浮上してみるのもいいのかも。

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