固さでなく状態 / 間合い

日記をこの色にしてみたが、ちょっとサイケだろうか? でもまあ柿色ってことで。
もうすぐ秋ですね。
パソコンの復旧もどうやら80%くらい終わり、ほっと一息。すっかり休みが潰れてしまったけど、問題事も終わりが見えてくると御しやすい。むしろ、配線関係の大掃除ができたし、すっきりしていいかも。雨降って地固まるというやつか。消えたものは消えたものでしょうがないし、過去に囚われるよりも、未来へGOって感じですね。
この前、眼鏡屋に行ったらかなり感じの良い店員(♀)がいて盛り上がった。就職したばっかりで張り切っている様子。ハキハキした態度も気持ちが良い。ちょっと前に付き合ってた彼女に似てる、というかもうこれだけ長年いろいろ見てくると誰と会っても「あの子に似てる」という感じになるのかもしれない。新しいタイプの出会いがあるとしたら、もしかして外人だけなのかも? いやいや、別に新しくなく誰かと似てたって構わないのだが。
とにかくいい感じの子だったのでそれとなく電話番号を聞こうかなと思ったけど、折悪くそういう状態になかった。最高のチャンスは最高のタイミングで訪れるとは限らないわけで、その時は自分が重くなっているのをつくづくと感じた。なんか黒い澱のようなものが溜まっていて良くなかった。そんなわけで新しいメガネを取りに行く時にトライできるよう心の準備をしておこう。…そんな時に限ってその子が休みだったりするのもよくあることだけど(笑) まあなんにせよ、戦闘態勢になった自分にちょっと感心した。
自分の中で新しい自分が生まれつつあり、旧来の自分が小さくなりつつある。暖流と寒流。自分が幸せなのか不幸せなのかよくわからない。同じ景色でも立つ位置によって見方がだいぶ変わる。ここは刑務所にもなれば高級スイートにもなる。果たしてその境目はどこなのか、何を契機にして切り替わるのかはよくわからないが、多分、本能に近づけば、いい方に倒れるのだと思う。良識を基盤にして、僻まなかったら良い方向に行く。心を鎧で覆って固めるのではなくて、頭が回転でき、思う存分自分の考え方で戦える状態にしておくのがキモだと思う。
そんなわけでなんかわりと自信がついてきた。間合いと言うか、自分の手がどこまで届くのかというのを自覚しておくのが良いと思う。相手のことだけわかってもダメで、自分の実力が客観的に見てどんなものかというのを知っておく必要がある。そして自分の所作が相手にどのような影響を及ぼすかも予想できるといい。それは社会に対して自分がどのように位置付けられるかを認識することになる。正しい距離感の把握は大事だ。何ができて何ができないのかを知っておくと、あたふたしなくて済む。まあ、自分の卑小さにガッカリすることはあるんだけども(笑)
…などと書いて今日も一人納得するのであった。

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