一日一歩

今日は朝からずっとルーティンワークで、気がついたら今の時間になってしまった。後は寝るだけという感じなんだけど、なんかそれでは味気ないというか、俺として今日は何したんだろうという疑問が湧いて来る。一日一歩でもいいから前に進んでおきたいと思う。無為な一日というのはあってもいいんだろうけど、なんかもったいないというか。宮本武蔵の言葉に「今日は昨日の我に勝つ」というのがあるけど、ああいう感じ? もっとも勝ってるのが体重だったりすると嫌なんだけど(笑)


昨日、何か今まで心理的に越えられなかった壁を越えたような気がする。といっても大した事はないんだろうけど、自分の人生を自分で負う決意というか責任を真正面から受け止めることができたような気がする。今まで後まわしにしたり、注意深く触れずに来たんだけど、やはりそういうごまかしがここ一番の弱さにつながっているような気がしたので。遡ってみれば、多分、自分でした判断のせいで、辛い目に合ったり誰かを酷い目にあわせたりしたことが傷になって、なるべくそういうシリアスなことにはもう関わらないようにしようとしてたんだけど、やはり生きていく以上は避けられないこともあるし、幸せになれないしということで、全ての決断を自分ではっきりとしよう、他人任せにしないでおこうと思った。イヤな結果が出るかもしれないけれど。それでも自分の足で歩いた方がいいんだと思う。
そうやって自分から逃げていると、どんどん絶望が蓄積されて気力がなくなっていったんだけど、最終的にそんな自分を奮い立たせたのは怒り。怒りだけが絶望を打ち破れるようで、自分の情けなさやみっともなさを真実に即して感じた時、やはり怒りが湧いた。何やってるんだ俺は、と。辛いことを避けてばかりいると、もっと本質的に辛いことになってしまう。
そんなわけで決断による責任も自分で取ることにした。まあ書いてしまえば当たり前なんだけど、ここに来るまで数多くの恐怖や怯え、不安と戦った。そろそろ大人になってもいい頃だ。
さあ、討って出るぞ。

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