奪還 / 対処法を練る

ここ数年に渡り、二つのどうしようもない出来事があって、やむなく自分を殺していたんだけど、昨日ケリがついて奪還した。わりとそれが自分のエネルギー流出につながっていたようなので奪還できて良かった。なんというか人質を取られていたようなもんなんだけども。
自分を殺さず、相手も殺さず、なんてうまくいく方法はなかなかない。俺が知らないだけかもしれんけど。その分、犠牲を強いた自分がかなり怒っていた。踏みつけられたらそりゃあ怒る。自分を殺して何かをするということは、恐ろしく内奮を高めることだ。また、奴隷になることによって、恐ろしく自分の価値を損ずる。自分が悪いような気持ちになってしまう。罪悪感を抱く。
でも本当に大事なのは自分をそんな風に敷かないことだ。どうしようもないシチュエーションをどう自分を犠牲にすることなく切り抜けるかって、わりと大事かもしれない。


いろいろと痛い目に合いつづけてると、魂を体から分裂できるようになる。痛い目に合っているのは体であり、自分の魂は大丈夫、みたいな。でも魂を飛ばしすぎるとだんだん魂が消えて行く。まさに精神分裂症気味になって行く。長いこと辛さから目を背けていると魂が磨り減って行く。(実際に脳が萎縮するそうである)。
辛さに耐えるコツというのがある。それは具体的で有効な対処法を考えることだ。ただやみくもにトラウマに向かっていっても同じようにやられるだけである。有効な対処法を考え、自分は処理できるのだという体制になるのが望ましい。なんにつれ解決法というのはあるものだ。
僕が僕であるために立ちつづけるのではなく、僕が僕であるから立ちつづけられる。

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