恨み骨髄

自分がちっとも悪くなくて、心からの気持ちでもって尽くしたのに、超冷たくむげにされた場合、恨み骨髄になることがあると思う。特に恋愛なんかはそうで、相手のために尽くしに尽くして、散々貢いだあげくに、「ハイサヨナラよ」とポイと捨てられた場合とか。しばしば刃傷沙汰になるくらいに恨みというのは強くなると思う。
でも相手の方からしてみると、自分勝手な感情を押し付けられ、迷惑していることがある。また、その言い寄ってくるバカで一途な感情を利用して、いろいろと利得をえることもある。でもその本質は無関心だ。それは冷酷なまでの無関心さである。
そういう無関心さというのは自尊心を酷く傷つける。自分が虫けらのように扱われたと感じる。目の前に突きつけられる完全否定である。
よって、生のままの感情をぶつける場合、相手がある程度、自分に関心があるかどうか確認する必要があると思う。いきなりぶつけちゃうと、剣山に向かってパンチするようなハメになる。でもまあ若い時って、そういうことはよくあるんだけど(笑)
正確にはそれは人格否定ではなく、ただのすれ違いなんだけど、世の中には思いやりのある人ばかりがいるわけではないので、ある程度は自衛しないといけない。
肝は、信頼を失わないことである。

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