愛情の伝わる時間

信じる信じないというのは物的証拠がないので、あいまいな考え方である。勢いで信じるという方法もあるけど、裏切られた経験とか何かで疑いを持っている場合には、信じるというのはわりと難しいことだ。
けれど、ある種の行動によって、ああこれは信じられるなと思うことができることもある。或いは、その時には信じられなくても、ふと後の方になって、あれはああいうことだったのかと、ふにおちることもある。
愛情の伝わる時間はそんなに高速ではない。それはゆっくりと満たしてくる。毛細管現象のように。
ふと気付くとそれはそこにある。

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