ホワイトニング

長年(といっても3ヶ月くらいだけど)治療を続け、今日ようやくホワイトニング。ようは歯を漂白するわけで、なんか薬を塗って紫外線をあて、施術完了なのであるが、最後の最後でやはり辛かった。
なんか口を閉じないように拘束具?をはめるんだけど、これがみっともない。頬肉と唇と舌を固定するツールを「さあ、口を開けて。キツめですが大丈夫ですよ」なんてビシビシとはめられていくのである。口には出さねど、これはどう考えてもSMに見える(笑) そして「染みないですか?」とか聞かれても「はいほーふへふ」なんて情けなく答えないといけないのである。しかも当方、喘息の気があるので、咳をしたくなるんだけど、顔を動かすなと言われてるので耐えねばならない。また口を開けたままじっとしていると、涎が溜まってくる。通常の治療ならバキュームしてくれるのであるが、今回はなかった。多分拘束具のせい?

そしてホワイトニング液がピリピリと染みる。煙草の煙が目に染みるのならカッコいいが、口を固定されてピリピリとしてるのはなんともダサい。そしてなんとなく好みの看護婦さんにそんな姿を見られたくない。でもまあ、そんな哀れな私の境遇を察したのか、「大丈夫ですか〜? 染みませんか?」などと近づいてくると頭に何やらコツンコツンと当たるもの。さすがは巨乳看護婦さん、究極の癒し( ´ー`) ブラボーブラボー。哀れな気持ちに一筋の虹が差す午後。

で、終わってみると確かに白くなった。まあセラミックコーティングみたいに白くはならないけど、ちゃんとわかるくらいには白くなる。ただ気づいた。歯が白くなったって土台が良くなければ格好良くならないということに。鏡の中には歯が白い凡庸な人が映っていた。新庄やヨン様みたいになるわけではない_| ̄|○

おまけに24時間の食事制限がある。歯の皮膜が固まる前に色のついた食べ物を食べると、歯に色が付着してしまうそうである。コーヒーやお茶もダメ。もらったリストによると腹が膨れそうなのは塩ラーメンと米くらいである。白身魚はOKだがしょう油はNG。なんじゃそりゃ。ソーメンもノンつゆである。そんなの楽しくない。
しょうがないのでヨーグルトとカルピスとポテトチップも織り交ぜてみる。これなら文句あるまい。酒は「色の薄いビール」とのことなので、黒ビールとかはダメ。ワインはホワイトワインのみ。白茶けた生活である。
でもあと12時間。耐えて、白さを定着させるぞ。


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