酸欠

なんだか情報の波に飲み込まれているなと思う。仕事とか、HPとか、株とか、読書とか、ゲームとか、濃密な時間に効率よく詰め込むと、圧倒的な流れに晒されて自分を見失う。ポッカリとあいた真空の時間に、ふと、自分が誰だったか思い出せなくなる。長年こういう傾向にあるのだけど、ふとコンサートで心に触れる曲を聞いた時や、昔の思い出などが蘇った時など、自分が乾いてるのがつくづくとわかる。

それでも全力投球である。いろいろとやりたいことがあるし、寿命というのは短い。どこで自分をニュートラルにする時間を作り出すのかが問題だが、睡眠時間もロクに取れない昨今、なかなかしんどいとこである。メールさえロクに返事できない按配だ。この日記を書くというところでバランスを保ってきたのだけど、最近、日記さえ書けない日々が続いていて、精神面の不調がなかなか解消されづらかった。書くのは嫌いじゃないので、目黒孝二みたいに「読書の休憩にやわらかい本を読む」みたいな感じにするしかないか。

それにしてもどうしたものか。各方面の不義理がなぁ。しかもそういう酸欠に輪をかけて、慢性の花粉症と喘息で文字通り酸欠となっている。寝苦しくて頭が重いんだけど、どの病院に行っても効かない薬を出してくれるだけだし。これは熱帯地方への引越しで解決するしかないのかな。くそぅ、真剣に考えてみよう。噂によるとインドに1年いれば全てのアレルギーは感知するらしいのだが…。

ああ、全部投げ出してどっかで漁師でもしたいなぁ。…といっても、漁師は1週間で飽きて、PCが欲しいとか嘆くんだろうけど(笑)  ま、とにかくもうちょっとのんびりしたいな。


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