焼肉の幸せ/東京奇譚集 

久々に焼肉を食べに行った。正直、安楽亭の肉はイマイチ(脂身が90%を占めるものもあり)だがタレとかが調合できるのでいい感じ。格安で腹いっぱい食べれるのでお得である。焼肉屋というのは1人ではなかなか行けないので、思い立った時に一緒に言ってくれる友達がいないとかなりツライ。そんな時にきちんと焼肉を食べに行く人がいたのでグッタイミング。しばらく焼肉に飢餓感を覚えていたので凄まじく満足でした( ´ー`)

村上春樹東京奇譚集が出たので即ゲット。この前のアフターダークのガッカリ感をわりと補ってくれる良本ですね。文章もいいし、村上テイストもばっちり。でもかつてあった切羽詰ったような生の…(なんか書こうとしてたんだけど言葉が逃げてしまった)…息づかいと言うか、切なさというか、やりきれなさというか、そういうのがない感じ。まあ春樹氏も還暦なんでビビッドで震えるような脆い感性を要求するのは難しいのかもしれないけども。初期の頃は読むだけで何か作者自身の震えみたいものが伝わってきたんですけどね。あれは良かった。

その点、浜省のニューアルバムのすばらしき事。もう若い世代には受け入れられないだろうけど、浜省ファンのためだけに作られたような曲の数々に悶絶。ラブ&ピース&ロックンロールだもんなぁ。すげえ、突き抜けてる。好きな人のためだけに作られる音楽と言うのはそれはそれで全然ありだなと思った。もちろん、地位を確立してない人がやっても売れないんだろうけど、今までの歴史の上に立つ名盤というのはありだなと。

ま、そんなところで。

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