スズキ茶漬けが一番うまし

akane172005-11-14

先日、ボートを借りて沖釣りに出た。9000円也。交通費や釣り道具を合わせると結構金がかかる。道楽である。昔キャバクラ、今魚釣りである。だが、昔はキャバねーちゃんに釣られているのに比べ、今やこっちが釣る立場なのだから成長していると思いたい。

さて、ボートに乗って出発。川崎から出向してアクアラインに。…しかし一向に釣れない。まさかボート借りてボウズ?と嫌な予感が走る。普通、ボートに乗れば爆釣れと相場は決まっているからである。一緒に行った人も「まだ始めたばかりなんで…」みたいなことを言って不安そう。船長さんもちょっと困り顔だった。

しかし、橋を越えて鳥山が出現した時、状況が変わった。1人の竿にヒットするとみんなの竿に来た。魚体がデカイ。陸釣りとは違って50cm級がバンバン来る。私も待望の1匹目を釣り上げてクーラーにぶっこんだ。

…が。それでぴたりと当たりが止まった。他の人がバンバン釣れてるのに私だけ釣れないのである。そしてよく見ると他のメンバーはかなり腕が良かった。後で聞いたところ、バス釣りのチームまで作っているらしい。確かにシーバスの経験は浅いかもしれないが、ブラックバススペシャリストだったのである。ガーーーン。(初心者なら投げ方でも教えてやるかな。机上の知識だけなら負けないぜ)と思ってたのに自分が一番下手。しかも釣れてこないのである。実はルアーの色と巻き方のスピードにコツがあったのだが、それに気づくのはさらに後だった。

みんながバンバン釣ってるのに自分だけシーンとしてる情けなさ。いろんなルアーをとっかえひっかえしてやっとかかったと思ったらバラすし、泣きそうである。実はこれにもコツがあって、「アワセをぶち込む(鱸は口が堅い)」「竿を寝かす(エラ洗いを防ぐ)」「船べりでできるだけ巻いてから竿を上げる(網が届くように)」などがあったのだが、陸釣りで少ないチャンスしか経験してない私にとっては修羅場。逆にいろいろと教えてもらう始末であった。ハスガシー。しかもラインシステムを組むのが下手で、ルアーを取られるは、糸を切られるはで散々。ようやくヒットルアーがわかり、硬い結び方をできるようになった時には時間はほぼ終わりかけ…_| ̄|○ くそーーー!

でもまあ、一応5匹は釣り上げ、クーラーは満タンに。さっきさばいてたんだけど、50cmを越えると調理と言うよりも解剖という感じだし、骨は硬いし、出刃包丁クンがなければ途方に暮れていたところ。5匹おろすのに1時間くらいかかったかも(笑)

そして刺身にして食うとウマー( ´ー`) 千葉に近いところで釣ったものだから綺麗だし、新鮮でほっぺ落ちそう。洗いや昆布締め、塩焼き、ムニエルなどいろいろ試みたが一番うまかったのはスズキ茶漬け。しょうゆでヅケにして、刻んだネギ、もみ海苔、ゴマ、わさなどと一緒にアツアツのご飯にのせて沸騰したお茶をかければもうパラダイス( ´ー`) うますぎ! 買うと1匹2500円位するので、元はとった予感。おもしれえ〜! ラブ鱸。
たいへんおいしゅうございました。

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