風邪の夢

一日中雨の中で釣りをしたため風邪気味である。
関節が痛いなぁと思いつつ眠っていると、夢の中にあの人が現れた。
なぜかデートしていた。その人は結婚しているのでまあ恋愛対象外なのだけど、そこは夢だけに実に都合が良い(笑)
楽しく歩く中でふとその人の呼び名を間違えた。
そうか、初恋の人に似てるんだ、この人。
そう思ったら、長年仕舞い込んだ自分の中のいいものが出てきた。普段はユニクロの古着なんかでごまかしてるけど、ほんとは彼女のためにとっておいたもの。使われずに終了するだろうけど。
人間らしい気持ちになれた。


かなり長い余生になっているのかもしれない。
まだその場所にすら届いてないけれど。
そうだ、と一つ思いつく。なかなかいい思いつきだ。心に秘めておく。
多分、まだまだ迷惑をかける存在。
きれいな人間になれたなら…。
またいいこともあるかもしれない。