微妙なパス

それは気をつけて見てないと、ほんとにわかりづらい。
ある微妙な法則によって人間関係は動いている。これを知らないとさっさと関係を潰しちゃって、発展もしないだろう。インビシブルタッチ。ウォーリーを探せみたいにほんとにわかりにくい。
それは微妙な信頼関係であると思う。あと、弱さの確認、みたいな。落として落として落とし続けなければならない。
私の場合、昔、期待して裏切られるということをあまりにも連続で受けてしまったため、「人に期待はしない」という自己防御機能をつけてるんだけど、きちんと踏み込もうとしたら、そのシステムを解除しないとならない。物凄く微妙なタッチ。豆腐をマジックハンドで掴むような繊細さ。なぜなら相手があることなので、関係性は2次関数的に動く。自分を固定させていては、関係がスムーズに行かないので、ビビッドに対応しないといけない。


それでも孤独が長かったので、時々沈黙が訪れる。誰も必要とせず、誰にも必要とされなければ、言葉は次第に失われる。
でも乱されぬ孤独も時に恋しくなる。
いろいろなことを思う一日。