人のせいにしない

のしのしとのしかかってくる苦しさに耐えながら、何か納得いかないものも抱えていた。
誰かのせいにしてるのでは、と。
辛くても人のせいにしない。それが私の理。
そこに到るまでの自分の行動。恥じるところがなければ、ある意味、苦しくないはずである。
チラっと誰かのせいにしている。そういう弱さ。
多分、誰かは関係ないのだ。自分のせい。不可抗力であったとしても。
そう理解できると、孤独という苦しさがさらに添加された。
でも誰かのせいにしてはいない。誰のせいでもない。自分。
そうすると重い車輪の下に轢かれる苦しさの中に、わずかな清々しさがあった。
これは私一人で解決する。