後の日に

幾月も幾月も惨めな物思を続けたときに、なぜ一人もそんな言葉であなたのように私を慰める人がなかったのでしょう。

しかしやがてあなたは去り、私はいつもの通り不幸せになってておびえて寒ざむと暮らすでしょう。

その時にはあなたの所にはいつも暖い巣があったことを思い出させて下さい。